エールホームクリニック

「そうだ、学会行こう」

『COVID-19と皮膚科学会』 第121回日本皮膚科学会総会 〜Dr藤本編〜

2022年6月24日

第121回日本皮膚科学会総会(会期:2022年6月2日(木)〜5日(日)/会場:京都国際会館(Webハイブリッド開催)/会頭:佐山 浩二先生)に苅谷先生とともに現地参加してまいりました。

数年ぶりの現地参加となりましたが、非常に充実した学会でした。ここ数年Web参加のメリットを享受してきましたが、現地参加をして得られる臨場感やお祭り的な雰囲気、同世代や後輩皮膚科医が活躍する姿を見て受ける刺激・高揚感などの体験にはやはり代えがたいものがあります。

今年もCOVID-19の流行は企画されるセッションや演題などの内容にも大きく影響していました。
皮膚科学会総会は、一般演題、教育講演、シンポジウムなどを加えた総演題数が約900に及ぶ皮膚科の学術集会としては最大規模の学会です。その中で「COVID-19」、「コロナ」のキーワードを演題名やセッション名に含むものが4セッション、37演題みられました。
37演題の内訳をみてみると、25演題がワクチン接種後に生じたり悪化した皮膚疾患、もしくはワクチン接種そのものについての報告、6演題がCOVID-19に関連した皮膚症状に関する報告でした。私自身も、『コロナワクチン接種後待機時間内に発生した対応事例の検討』の演題でポスター発表いたしました。これに加えて、COVID-19の流行が皮膚科診療、研究に与えたインパクトに関する報告が8演題みられたのも今年の特徴でした。
2020年から2022年までの皮膚科学会の開催様式やセッション企画、演題の変遷をみていると、COVID-19流行拡大が皮膚科診療や学術活動に経時的にどのように影響を与え、それに対して皮膚科医を含む医療関係者や社会がどう対応してきたか、軌跡をたどることができたように感じました。

4日間の会期を通じて、コロナ禍前から比べると現地での参加者は「やや減」程度にとどまる感じでした。Webハイブリッド開催ではありましたが、コロナ禍以前の学会の姿と活気を取り戻してきている印象をうけました。学会の合間には、京都の観光地を訪ねる機会もありました。コロナ禍で京都をはじめとする多くの観光地が受けた影響は、私には想像することしかできませんが、徐々に賑わいを取り戻し始めた観光地の様子を肌に感じることができ、本当に嬉しく思いました。

この陰には、COVID-19診療に関わるすべての方々、そして国民一人ひとりの苦労と努力があるはずです。今回の学会参加を通じて、医療は社会と強く結びついているのだという事実をあらためて痛感しました。

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