勉強会「りんご病(伝染性紅斑)について」
2025年4月16日
本日の勉強会は、皮膚科の藤本医師より「りんご病(伝染性紅斑)」について説明がありました。
りんご病はヒトパルボウイルスB19による感染症で、正式名称を伝染性紅斑といいます。頬に出る赤い発疹がりんごのように見えることから「りんご病」と呼ばれ、主に小児を中心に流行しますが、成人でも関節痛などの症状が出ることがあります。
感染経路は飛沫感染や接触感染で、感染力は発疹出現前が最も強く、発疹出現時には低くなっているといった特徴があるほか、妊娠中の方は感染リスクが相対的に高く、注意が必要です。
今年は3月から4月にかけて流行しており、当クリニックでも受診される患者さまが増えています。
手洗いうがいなど基本的な感染対策を行い、予防に努めましょう。
