勉強会「遺伝子検査と抗原検査について」
2024年5月1日
本日は、臨床検査技師より「遺伝子検査と抗原検査について」の説明がありました。
遺伝子検査と抗原検査は、新型コロナウイルス感染症や溶連菌感染症等の診断で用いる検査です。
PCRなどの遺伝子検査は、遺伝情報を増幅して目的のウイルスや菌を検出するため、抗原検査より陽性を見逃しにくいです。
イムノクロマト法という抗原検査については、液体などの中の成分を移動させながら成分によって異なる位置に分離・定着し発色させている図解がわかりやすく、印象的でした。
いずれの検査も、検査の素となる検体が十分に採取されていることが大切です。
検査を受ける患者さまの負担が少しでも軽減するように、スタッフ皆で協力し、適切でスムーズな検査を提供してまいります。