勉強会「関節リウマチの薬物療法 メトトレキサートについて」
2024年3月6日
本日は、内科の伊藤医師から、関節リウマチの治療薬の一つ「メトトレキサート(MTX)」について説明がありました。
関節リウマチは、全身の関節に慢性的な炎症が生じ、痛みや腫れ、関節の変形や機能障害が引き起こされる身近な難治性疾患で、発症してから短期間のうちに急速に進行するため、早期診断、早期治療が重要となります。
メトトレキサートは免疫抑制作用と抗炎症作用をもち、多くの患者さまで治療のはじめに使われることから、船の碇を意味する“アンカー薬剤”とも呼ばれています。
薬の効果をはじめ、投与量や用量の調節、内服方法のほか、投与禁忌や副作用などの注意点に関しても説明がありました。
少しでも気になる症状がありましたら、内科をご受診ください。