勉強会「介護老人保健施設他科受診手引き」

本日の勉強会は、医療事務より、介護老人保健施設（老健）に入所中の患者さまが受診された際の診療の流れや診療報酬算定上の注意点などについて説明がありました。

高齢者施設にはさまざまな種類がありますが、このうち老健の入所者が、健康保険を提示する医療機関などの施設へ受診することを「他科受診」といいます。

老健には医師が常勤することから、老健で通常行える内容の診療行為は保険請求が行えません。
医療機関が施設の入所者に対し医療を行った場合には、診療報酬を算定できる項目と算定できない項目があるため、注意が必要です。

また、他科受診の際には施設の医師と保険医療機関との間で、十分な情報提供がなされることが必要です。

当クリニックにも老健に入所中の患者さまが受診される機会があるため、必要な医療の提供や、施設職員など付き添いの方への丁寧なご案内を行うと同時に、正しい請求を行えるよう、スタッフ一同で情報を共有しました。

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