勉強会「検査のはなし ~梅毒編~」
2023年3月15日
本日の勉強会は、臨床検査技師が梅毒について、症状や統計データ、検査に関して説明を行いました。
梅毒は、梅毒トレポネーマという細菌がヒトからヒトに感染するもので、赤いできものや皮疹などの初期症状は自然に消えてしまい、そのまま進行していくことが特徴です。
厚労省の統計によると、梅毒の報告数は2021年から増加し、昨年は過去最高レベルに迫っており、当クリニックでの梅毒検査件数も昨年末から急増しています。
自然に症状が消えたり、完治しても新たに感染することもあるため、症状が出たら早めに皮膚科を受診されることをおすすめします。