一体感
みなさまいつもありがとうございます。
2021年も早いもので12月を迎えました。
10月にエールホームクリニックは開院1周年を無事に迎えることができました。
わたし自身も4月からクリニックに参加して、あっという間に年末まで来てしまったというのが実感です。
2021年を振り返るに当たり、やはり一番の出来事はコロナウイルスワクチンでしょう。
医師になり20年近くが経ちましたが、これほどまでにワクチンに携わったことはありませんでした。
横浜から長岡にやって来て、4月に診療が始まってからまもなく、コロナウイルスワクチンの話題が持ち上がり、ワクチンプロジェクトが開始されました。
スタッフ全員が一丸となり、接種に関わるすべての物事をまさにゼロから準備し、知恵を出し合い、手作りでワクチン接種の運用を行うことができました。
その成果は、2021年11月末現在でのワクチン総接種数7万件に表れています。
クリニックのワクチンに関する取り組みは、さまざまなメディアでも取り上げていただきました。
職域接種では数多くの事業所へ出張する機会に恵まれ、いろいろな会社の雰囲気を感じることができたのも、自分にとっての大きな財産になりました。
またこれは個人的な感想になりますが、コロナワクチン接種を数多く行ったことで、スタッフの結束が一層強いものになったと感じています。
1,2回目の接種がほぼ完了し、この大きなプロジェクトが一つの節目を迎えたことで、みんなでやりきったという、より強い一体感が生まれたからであろうと思います。
ワクチン接種をきっかけにして、通常の診療に訪れてくださる方も増えており、クリニックの目標である「皆さまの暮らしにとけ込み、心の拠り所になるようなクリニック」「医療を通じたよりよいまちづくりのお手伝い」といったことが少しずつ目に見えるカタチになってきているのではないかと感じています。
2022年にはさらにスタッフが増えて、より一層にぎやかなクリニックになっていきます。
来年がまたクリニックやみなさまにとって明るい一年になりますよう願っています。
