メディカルレボリューション|メディカルビットバレー

CROSS TALK

TALK / 01女性医師トーク

⽪膚科医師梅森 幸恵
 
内科医師⽥村 真⿇
Q1

お二人ともお子さんがいらっしゃいますよね。
仕事と育児の両立はどうですか?

田村

私は4歳の子どもがひとりいます。出産した時はまだ前の病院で働いていて、生後3か月くらいで職場復帰。時短勤務からスタートして、子どもが1歳になるタイミングで通常勤務に戻りました。このクリニックでは8:30~17:00の勤務で、仕事帰りに子どもを迎えに行ったりします。梅森先生はフルタイムですよね。

梅森

そうですね。平日は診察後、だいたい19時くらいには帰ります。私は6歳と3歳の子どもがいますが、出産などのライフイベントを理由に仕事をセーブするのが嫌で。やりたいことができないのを子どものせいにしたくないし。だから育児休業は最小限にして、下の子の時は8週間で復帰しました。

田村

すごいですね。

梅森

皮膚科って見たり触ったりするのがすごく大事なので、毎日やらないと感覚が鈍る気がして…。私の場合は仕事ができない方がストレスでしたね。「あー、大人としゃべりたい!」って(笑)。女性医師って育児との両立とか時短勤務でよくピックアップされますけど、助けてほしいポイントは人によって違うと思うんです。

田村

分かります。どれだけ仕事をしたいか、どれだけ家族と過ごしたいか、そのバランスをどう考えるかは人それぞれですよね。今は時短や育休などのサポート体制が当たり前ですが、半日勤務なら週5日とか、フルなら週3日とか縛りもあって。それがもっと柔軟になると働きやすいと思います。MBVはその辺りがすごくフレキシブルで、私の場合は話し合って今の勤務時間を決めましたし、人それぞれ望む働き方ができると思います。

Q2

休日はどのように過ごしていますか?

田村

近場のイベントに出かけたり、旅行が好きなので土日休みが取れたら一泊旅行に行ったりしますね。長岡は自然が豊か。夏から秋にかけては虫の声で季節の変わり目を感じています。子どもを連れてあちこち出かけられるのは楽しいですね。

梅森

私は結構、休日も学会やセミナー、講演会に行っちゃってます(笑)。そこは夫とも話し合って、理解してもらった上でそうしています。子どもといる時間はあまり多くないですが、病院の頃と比べたら当直がないので身体的にはラクですし、子どもの精神衛生上も今の方がいいのかなと思っています。

田村

ここ最近は、日曜にワクチン業務が入ることもありますね。

梅森

なかなか休みがなくて(笑)。ま、基本的に仕事好きなのでいいですけどね。

田村

新潟はコロナ第7波でも死亡数が全国と比べてかなり少数でした。私たちがやってきたワクチン接種や発熱対応が、少しでも役に立っているのかなと思うとがんばれますね。

Q3

今回の全国医師リクルートでは、どんな人に来てほしいですか?

田村

女性の先生の中には、育児をしながら病院やクリニックなどで週数回の非常勤で働いている人も多いと思います。非常勤だと少なからず「その時だけ」という感覚になってしまいますが、フルタイムではなくても1か所に常勤するメリットは、キャリアの面でもやりがいの意味でも大きいはず。MBVは柔軟な働き方ができますし、「どこかに所属して働きたい」と考える人には合っていると思います。

梅森

私が来てほしいのは、シンプルに「働きたい人」。それと「これでいいや」と思わない人。このクリニックは小さいことでもみんなで相談して改善していくので、新しいことに臆さず、古いものにとらわれず、前向きな人がいいと思います。

田村

ほんと、日々小さな変化がありますよね。「もうちょっとこうしたらうまくいくんじゃない?」というのを見つけて、システムを作るのがとっても上手。

梅森

気づいたらすぐやってみる感じですよね。あと女性スタッフが多い職場なので、普段からコミュニケーションを大事にしています。女性は話すことでフラストレーションを発散する面がありますから。患者さんの話を引き出して診療のヒントにする皮膚科医の仕事にも通じるかもしれませんが、「最近どう?」と周りのスタッフに話しかけたりして。そういう普段からの会話を楽しめる人にぜひ来てほしいと思います!

好きな仲間と、好きな場所で、
ワクワク仕事して、サイコーの業績をあげる!