頑張れ、はじめちゃん。
いつも、ありがとうございます。
1月21日大安に毎年恒例のMBV医師新年会を行いました。
弘前大学から、親友でMBV監事の中野創先生も参加してくれました。
MBVの終わりなき旅の始まりを感じることのできた感動的な新年会でした。
弘前大学は、僕を含めて3人の医師の出身大学であり、また同学の皮膚科学講座とは遺伝子診断で共同事業をしています。
歴史、伝統ある大学と革新的なクリニックが500キロの距離を超えて、今の時代に必要な新しい医療のカタチを試行錯誤しながらともに創ろうとしています。
新しいことを口にする人はたくさんいますが、口に出すことと実際に行動することは、全く別物です。
大学とクリニックって違うでしょって頭だけで考えたらもう何もできません。
まずはやはり、やってみるです。
同じような人や組織ばかりが集まっても何も生み出しません。
それぞれ違って根っこがつながっていればそれで良いのです。
医学部が冒険せずに平均化したら、医学の進化は望めないし有能な人は大学には残りません。
だってそんな環境は単純につまらない。
堂々とみんなで冒険を、競争を楽しむのが一番です。
いよいよ、弘前大学一筋の中野先生が皮膚科の教授選にでるようです。
歴史的に多くの異端を生み出してきた弘前の街に、令和の異端教授が誕生することを願っています。
頑張れ、はじめちゃん。
コロナはあらゆるものを壊し、考え方を変えました。
これから、日本の医療システムはもの凄いスピードで変わっていくと思います。
そのスピードについていけないところは淘汰されるんだと思います。
ここは踏ん張りどころと、いつも自分を鼓舞しています。
引き続き、皆さまからの熱いエールをよろしくお願いいたします。
追伸
2023年1月16日の日本経済新聞に「医療と経営の分離と融合」というタイトルで意見広告を掲載しました。ぜひ、ご一読して頂ければうれしいです。
澁谷 裕之(しぶや ひろゆき)
医療法人メディカルビットバレー 理事長
新潟県長岡市生まれ。
弘前大学医学部卒業。
2020年4月に医療法人メディカルビットバレーを設立。
家庭医療専門医、プライマリケア認定医。
好きな言葉は「即断即決即実行」、「適材適所」。