医療法人メディカルビットバレー

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スタートライン

2022年7月1日

いつも、ありがとうございます。
長岡も梅雨明けしました。毎日、暑いです。
真夏に飲むギンギンのビールも、汗を吹き出しながらのカレーやラーメンも大好きです。
そんな感じで毎日のアツさを楽しくやっています。

天候ばかりでなく社会情勢もここ数年は経験したことがない事が毎日のように起きていますが、現実なので世の中やはり何でもありなんだなと改めて感じています。
変化が激しい時に大事なことは、本質がブレないことだと思います。
平和で穏やかな時は多少ブレてもごまかせますが、こういう時代は見破られます。
逆に言えば、本物をつくれる時代なんだと思います。

さて、そんな変化の激しい日々の隙を狙って、初めて1泊2日で社員研修会を行いました。
当日は、朝7時からクリニックでほぼ風物詩化した全スタッフの大写真撮影会を行い、その後、チャーターしたバスに乗り込み、弥彦を経由して月岡温泉に行ってきました。
一応、社員研修会と称しているので、「おもてなしを学ぶ」なんてしましたが、本当のところは創業以来ずっと走り続けてきたのでちょっと一休み、パワーチャージが目的です。ズバリ、メリハリです。
もともと元気なスタッフたちはさらにパワーアップしたようです。
僕としても、実際に集団で行動してみて初めて気づいたこともあり、すぐに大好きなカイゼンができたので非常に有意義な社員旅行でした。

前に進むことはもちろん大切ですが、それよりも現状の問題点をすばやく見つけて改善することが何より重要です。
どんなこともやはり基礎力。
基礎がしっかりしていないと積み重なるわけがありません。

最近、若者へのメッセージ的なことを求められることがしばしばあります。
基礎を積み上げることだと思います。いっぱい考えて行動して経験をすることだと思います。
大変だけれども、刻一刻と変化する今は、実はとてつもないチャンスの刻です。
変化は思考、行動、経験をするにはもってこいです。
特に僕のように何もないところで生まれ育った人、つまり基礎力のない人間にとって、これ以上のチャンスの時代はないと思います。
”まずは何でもやってみよう”と、何もなかったかつての自分を思い出しながら若者たちへエールを送りつつ、やっとスタートラインに立つことのできた今の自分にその言葉を毎日言い聞かせています。

引き続き、皆さまからの熱いエールを宜しくお願いいたします。

澁谷 裕之(しぶや ひろゆき)

医療法人メディカルビットバレー 理事長

新潟県長岡市生まれ。
弘前大学医学部卒業。
2020年4月に医療法人メディカルビットバレーを設立。

家庭医療専門医、プライマリケア認定医。
好きな言葉は「即断即決即実行」、「適材適所」。