選択、そして塩梅
明けましておめでとうございます。
MBVの大きな見通しがついて、年末年始は久しぶりに家族と楽しく過ごすことができました。
大晦日に弥彦神社、元旦には蒼紫神社を訪れ、新たなキモチでヤル気いっぱいになりました。
明るく新年を迎えることができるのも、患者さま、ご支援くださる皆さまのおかげです。
心より感謝いたします。
本年も宜しくお願いいたします。雪が舞う極寒の神社はなぜか心が洗われる感じがして大好きです。
神社と言えば、歴史と伝統です。
学ぶことがたくさんあります。
僕にとって、歴史は失敗の本質を、伝統は継続の力を学ぶためのものです。
どちらも今のMBVに必要な教養です。
2022年のテーマは選択と塩梅です。
今年、MBVはいよいよ創業期から成長期に移行すると思っています。
創業期は何もないところからのスタートでしたので、ひたすらがむしゃらに無我夢中でした。
そんな中でたくさんの方々から共感、ご支援をいただき着実に成長し、核が出来たと思います。
MBVの理念は普遍ですが、成長する過程にはこれからたくさんの選択が待ち受けていると思います。
選択は自由であり、身震いするほどの緊張と責任を感じます。一つ一つ丁寧に心を研ぎ澄まして最適な選択をしていきたいと思います。
たいへんだけれども選択できることほど、幸せなことはありません。
そして、塩梅。この言葉が昔からなぜか好きです。
ニュアンスはバランスだと思いますが、個人的にはもうちょっと曖昧で趣きがあり心に響きます。まさに塩梅が良い言葉です。
創業以来、前だけを見てスピード全開でMBVを創ってきました。
目指すところはまだまだ遥か遠くですが、想定外の速さで、想定外のつながりで想定外に大きくなりました。
これからの時代に、これからの地域医療にMBVが必要であることを確信しています。
だからこそ、塩梅が必要なときだと思います。
そういう訳で、今年は塩梅を見ながら、たくさんの選択をしてじっくりとMBVを育てていこうと思います。
今年も皆さまからの熱いエールを宜しくお願いいたします。
澁谷 裕之(しぶや ひろゆき)
医療法人メディカルビットバレー 理事長
新潟県長岡市生まれ。
弘前大学医学部卒業。
2020年4月に医療法人メディカルビットバレーを設立。
家庭医療専門医、プライマリケア認定医。
好きな言葉は「即断即決即実行」、「適材適所」。