エールホームクリニック

ドクターズコラム

我、地域医療の橋とならん

2021年4月1日

はじめまして、藤本 篤と申します。
今月14日より診療を開始します、エールホームクリニックの皮膚科を担当いたします。
どうぞよろしくお願いいたします。

私は岡山県に生まれ育ち、大学進学をきかっけに新潟にまいりました。
大学6年間を新潟で過ごし、2年間の岡山県での初期研修を行った後に再び新潟に戻りました。
新潟大学の皮膚科では、先輩方の温かいご指導のもと、また、同僚や後輩にも支えられ、そして、時に患者さまからの激励をいただきながら12年間の貴重な経験を積むことができました。
そしてご縁があり、本日から皮膚科医師としてエールホームクリニックの仲間に加わることになりました。

新天地である、エールホームクリニックでスタートを切るにあたって、私の意気込みを述べさせていただきたいと思います。

大病院が地域医療の要であるために

エールホームクリニックでは、まずは、“地域の患者さまの信頼を得ること”を第一目標として、近隣の医療機関からも頼りにしていただけるよう、関係づくりに努めたいと思います。

クリニック着任の所信表明としては少し異質に感じられるかもしれません。
しかし、私がこのことを目標に掲げる理由は、自らの経験に基づく現状の地域医療に対する自分なりの問題意識にあります。

病院勤務医師の心身の疲弊に伴う医療崩壊が懸念されていることは、すでに多くの皆さまがご承知だと思います。
実際、長年聖域とされてきた病院勤務医師の労働時間短縮について、現在、働き方改革のメスが入りつつあります。
地域医療の要である大病院で働く医師やスタッフを守るために、大病院ではこれまで以上に分業化を意識し、“自らの施設にしかできない医療に特化”することが求められています。
一例をあげれば、入院設備のある大病院は、主に救急・重症疾患に対する高度な治療に集中する、などが考えられます。

覚悟と自信を与えてくれた仲間

一方で主に外来診療をおこなってきたクリニックでも、外来診療の幅をより一層広げることにより、これまで大規模な病院が担っていた外来・検査機能の一部を代替することが求められます。
しかしながら、クリニックが大病院の外来・検査機能の一部を担うためには、人員・設備の整備に加えて、かなりの覚悟が必要です。

私自身こういった問題意識を抱えつつも、皮膚科医が一人でできることの限界に葛藤を感じていました。覚悟と自信がなかったのです。

そのような時に新潟大学皮膚科でお世話になっていた先輩の一人である、苅谷直之先生からお声がけをいただきました。

ワンフロアのチーム力

エールホームクリニックには同じ志を胸に抱く、心強い仲間がたくさんいます。

一人の力ではお引き受けしにくかった患者さまも、内科医、小児科医、皮膚科医など複数の医師と、経験豊富な看護・検査・事務スタッフとチームを組めば、自信をもって診療することができます。
これが当クリニックの掲げる「シナジー診療」だと考えます。
壁のないワンフロアのチーム力で患者さまに寄り添うことで、シナジー(相乗効果)を発揮し、一人ひとりの持っている力が何倍にも増幅されるのです。

地域医療の架け橋とならん

このコラムのタイトルである「我、地域医療の橋とならん」は、『武士道』(新渡戸稲造、著)の一節、「願わくば、我、太平洋の橋とならん」になぞらえたものです。

私も、地域医療の架け橋となるべく、仲間とともにシナジー診療を実践し、近隣の患者さまや医療機関から頼りにされる皮膚科医療を提供したいと思います。
そして、微力ながら、大病院で日々懸命に診療に当たる医師、スタッフの皆さまのご負担をほんの少しでも軽減できればと考えております。

もちろんこの目標は、患者さまや医療機関との信頼関係なくしては達成することはできません。
まずは地に足をつけ、仲間と力を合わせながら、目の前の患者さまお一人お一人にしっかりとした皮膚科医療を提供させていただくことで、少しずつ信頼を得ていきたいと考えています。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。


藤本 篤 Atsushi-FUJIMOTO
皮膚科医師/医学博士
岡山県岡山市生まれ
新潟大学医学部 卒業
新潟大学大学院医歯学総合研究科 博士課程 修了
新潟大学医歯学総合病院で皮膚科医として乾癬専門外来を担当し研鑽を積む。
新潟大学医歯学総合病院皮膚科講師を経て、現在同特任講師。
皮膚科専門医(日本皮膚科学会認定)


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